2008年12月30日火曜日

年内業務終了!!

  

本日29日の午前診にて外来納め。 予想されていた混乱も想定内でどうにかこうにか今年も重大な問題もなく医療を実践することができました。

振り返ってみると
  • 設備投資
  1. Co2レーザー
  2. レントゲン画像システム
  3. レセコン
  4. 動脈硬化測定装置 
  • 新しいこと
  1. 脳血管リハビリテーション2開始
  2. 特定健診開始
  3. 皮膚科外来週一回新設
  • 介護保険から
  1. 訪問リハビリ開始
  2. デイサービス新設
殆どが、我が国の医療政策における対策ですが本当にこの4年程は制度がどんどんかわりそれについていくのが必死といった感じです。
休息する暇を与えてもらえず常に息を切らしながら走っているのが現実?
でも、あくまでも患者さん、利用者さんのことを考えて実践もしていかなくては。。。
  • 今後の課題
  1. 危機管理体制の強化
  2. 医療安全対策の強化
  3. 何よりも待ち時間やサービス向上のための実践



昼からは、大掃除です。

  

受付職員については他部署が帰った後も夜遅くまでレセプトの仕事があり最後までお疲れさまでした。


今年は本当にお世話になりました。


By 院長






2008年12月19日金曜日

X'mas Party & 忘年会



昨日の木曜日の夕刻より当院恒例となったX'mas Party を兼ねた忘年会が行われました。

   

4年前までは通常のいわゆる忘年会を行っていたのですが年々大所帯になり
  • 12月の忘年会シーズンの週末に大勢の人数を収容できるお店が無いこと。
  • 子育て世代のスタッフ、特に家に帰ればお母さんスタッフも参加できる。
  • 当院2Fに大勢収容できるデイケアという設備があること。
等を考慮し、忘年会はクリスマスパーティとし、何時も仕事で少なからず家庭を犠牲にしている家族を招待して一緒に楽しもう!というコンセプトから当院スタッフにまつわる身内の方なら誰でも参加OKのオープンスタイルで開催される事になりました。 以上の理由で勿論幹事は夏のBBQ同様、スタッフへの感謝をこめて院長である私、運営統括の三苫、当日同伴のないボランティアスタッフにて運営を手伝ってもらいました。

  

今回で3回目なので子供の参加率は年々上昇! 子供達が一番当院の家族参加型企画を楽しみにしているようです?! 


パーティメニューは、ケータリングでのパーティ料理とピザ、チキンの丸焼き、そして当院自慢の超厚鉄板で焼くステーキ?とラムでした。


当日はサプライズで三苫さんが仕事を ×さぼって ○みんなのために休んで 早朝より日本海に潜り密漁?(漁業権のない所)でアワビとサザエを沢山採ってきて美味しく頂きました。

  

そしてやはりメインイベントは豪華景品ビンゴ大会! 商品上位群には、iPod, デジカメ、ブランド財布、商品券等・・・。 介護部から毎年、場を盛り上げ↑↑↑の西田、阿部のでこぼこ(上下に)コンビによる名司会で雰囲気は最高潮に!


まだ小さな子供に商品券やお酒が当たりキョトンとしていたりいい大人におもちゃが当たったりハチャメチャで大人も子供も必死でその表情を観ているだけでも十分面白かったです。

    

本日沢山のスタッフから、子供がすごく楽しかったって喜んでいた。来年も是非・・・楽しみにしている・・・等有り難いお言葉をもらいました。

厳しい、仕事仕事で忙しい劣悪な職場ですがみんな仲良く、気持ち良く、家族も仲良くそして楽しい職場であれるようみんなで作っていきましょう!! そして当院のモットーであるいい治療、良い介護を目指しましょう!!



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今年もまだもう少しありますが、スタッフの皆さん今年もお疲れ様でした! 皆さんの頑張り本当に感謝しております。


By


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2008年12月14日日曜日

土曜日のお勉強

リウマチ医継続まであと2ポイントとなり本日も診察終了後、勉強に行ってきました。



今日のテーマ「内軟骨性骨形成と骨形成因子(BMP)シグナル」という基礎医学の話。
なんでも基礎医学において骨形成因子(BMP)が軟骨を形成するのに大きく係わっているとの大変難しい話、「へ〜!」って感じで、でも医学は地道な研究者によって確実に進歩し近い将来すり減った軟骨が再生?なんてのも夢では無くなって来ていると実感しました。

次に「骨粗鬆症治療薬の選択と安全な使い方」の臨床的な話。根拠に基づいた骨粗鬆症に対する薬剤の選び方、その特徴、また最近話題になっているビスフォネート製剤による顎骨壊死の話など改めて勉強できました。 

骨粗鬆症のテーマがリウマチの対象だったのであと1ポイントになりました。

By 院長

2008年12月12日金曜日

平日もリウマチ

ブログにあと何点なんて書いているので最近では、もう少しですね?と声をかけられる様になってきました。 本当にここにきて焦ってしまって全くウサギとカメのウサギです。(アリとキリギリスのキリギリス?)日頃のコツコツした努力の必要さを身にしみて反省しています。


ところで昨日は平日にもかかわらず、ある大阪○○大学の内輪の勉強会で単位が取得できるとの情報をキャッチし、乗り込んで行きました。

題名は「生物学的製剤治療における呼吸器感染症・薬剤性肺障害のリスクマネジメント」についてです。 前述の生物学的製剤、安全な薬ではあるけれどやはり呼吸器系の感染症の合併、既往がある患者には、その起こるべき合併症の可能性を十分理解した上で投与前に適切な処置をし、疑う場合は早期の対応を行える様に適宜の検査が必要だとの事だ。

医学の場合限りなく100%に近くてもそれに達しないわずかな%が命に関わる問題であればあるほど事は重大だ。 やはり生物学的製剤の行方を見守っていこう。

本日1ポイントゲット! あと2ポイントです!

By 院長

2008年12月8日月曜日

リウマチ三昧!

昨日は、日本リウマチ学会が主催する教育研修会が千里で開催され出席、9時から5時まで7時間の講習です。 先週から休日と言えばリウマチの勉強漬けです。




しかし、最近思うことはリウマチの治療はこの20年の間にかなり変わってきたと実感! 私が研修医の頃は慢性関節リウマチといい文字通り慢性の病気だった。ピラミッド治療とかいって軽い薬から症状にあわせ強い薬へもっていったり日常生活動作を改善しQOLを高めるための手術をしたり・・・。中には手術をしても次から次へと関節の腫脹、変形が現れ膝関節の次は股関節、次は手と言ったように追っかけっこ・・・、中堅になってからは手の外科で主にリウマチ患者さんの手指関節の形成や人工関節をして沢山のリウマチ患者さんと接してきた。 途中から抗リウマチ剤も進歩しピラミット型の徐々攻め治療から最初からドカーンとたたく治療がスタンダードになり結構進行を抑えたりできるようになった。
今は生物学的製剤という新しいタイプの薬が出現し殆どの場合、治療さえ続けていたら症状の寛解が高確率で得られる様になってきている。病名も慢性という文字が取れ関節リウマチと呼ぶようになった。確実に治らない病気では無くなって来ている。医学の進歩は本当に凄いと驚かされる。

生物学的製剤使用にあたっては、治療側はより正確な知識、情報の整理、治療判断が要求されてきているし患者側にも今までの受け身の医療から病態に対する理解、薬による利益と不利益を理解し治療を選択するオーダーメイドの治療になってきている。
全てが良いように見えるが最初に診断されすぐに使える薬ではないし、例えば1回の注射で23万円と高額だったり、副作用が危惧されたりと制約も多いのも特徴である。
医療側も他の薬と違い、生物学的製剤や一部の抗リウマチ剤は他の薬の様に薬問屋に発注すれば納品されるのではなく、使用にあたり薬の知識と副作用、注意点等の教育を受けなければならない。

  

このような事を考えると結核をはじめとする少なからずある感染症のディスク、患者さんに対する十分な説明と副作用の出現時の多科に渡る管理、迅速な対応、特に初回投与時の緊急時対応体制、高額な薬価、マスコミの過剰なまでの副作用バッシング・・・の問題を考えると病院でなければ難しい? 

と言うことは・・・

私のような医者の役目は、正しい診断をつけるための最新の知識を持ち治療する。万が一コントロール不自由分、骨破壊などの進行が認められる場合、生物学的製剤も考慮し、患者さんに適切な時期に最良の治療を受けられる機会を逃さない様に心がけるコーディネーターなのかな?!



本日4ポイントゲット! あと3ポイント!もう安全圏内?

By 院長


2008年12月5日金曜日

物療室の研修

最近、物理療法室においてヒアリ、ハット事例が続きました。物理療法といえども誤った使用で医療事故にもなりかねない、ここでもう一度みんな初心に帰り各種治療機器の仕組み、効果、取り扱い方を見直していこうとの意見で診療終了後に各治療機器メーカーの方にお願いして来ていただき研修、勉強会をしました。


診療終了後なのにスタッフの皆さんお疲れ様!


患者様が本音を話せるのは時間に急かれる診察室でも受付でもなく物療室なのです。物療スタッフの対応次第で患者数は大きく増減するのは周知の事実ですし治療に専念している患者様の目にとまるのもスタッフの表情や対応や様子です。
これからもニコニコ運動で頑張って患者様の強い心身の支えになる部署で盛り上がって行きましょう!!


投稿者:M