2010年2月21日日曜日

休日返上

本日は休日返上で枚方市の実施する新型インフルエンザワクチン接種事業に医師会からの依頼を受け当院からは看護師のHさんと奉仕してきました。

各医療機関のスタッフが集まり白衣も様々、当院のHさんは既にリーダー的存在!

今回の新型インフルエンザ騒動、後から振り返ると12月の猛威をふるっていた時に受験生等希望者に接種できたら良かったのですがご周知のように接種対象者には規制がかかり国が良かれと作った1瓶10mlの大きなワクチンも接種するには20人を一度に接種しなければならず、通常の1ml瓶=2人分と較べると効率が悪く多くの医院、病院では有効利用したいものの有効利用すれば違反とマスコミ沙汰で泣く泣く破棄・・・が現状。 ワクチン対象者が全てに解禁となった1月末に10ml瓶の有効利用も兼ねての集団接種事業となった訳です。

ただ時期も時期、接種対象者も全ての方に解禁されてから約1ヶ月経過し、当院をはじめ近隣の医療機関でもお手軽に接種できる環境になり本日も当日キャンセルがかなりあり当初予定の2/3程の100人程の接種に終わりました。 (動員された市役所、医師会をはじめとしたスタッフは、30数人?)

まあ、私的には貴重な休日まったりと仕事ができましたが・・・

とりあえず、関係者のみなさまお疲れ様でした。

By 院長

2010年2月18日木曜日

Y姉さんさようなら

皆さんこんにちは!

新人受付のMです。
私は昨年末まで、2階の通所リハビリテーションで主に入浴介助をしていました。

同じ職場ではありますが、今までとは全然違うお仕事。
毎日毎日、先輩スタッフ達に教わりながら勉強させてもらっているところです。

そんな中、とてもショックな出来事が・・・
優しい先輩スタッフの一人、Y姉さんが退職されました。

さみしいー・・・

Y姉さんはいつも優しい笑顔で患者様と向き合う、とても尊敬できる方でした。

私も早くY姉さんに近づける様、感謝の気持ちを忘れず頑張っていきたいと思います。
最後にY姉さんをはさんで写真を撮りました。

2010年2月8日月曜日

電子カルテ ≠ エコ?

国の医療における電子媒体による記録(いわゆる電子カルテとかデジタルレントゲン等)の推奨の目的は? 情報をデーター化してそれを操作、管理しやすいようにするのが国の大きな目的だが環境問題に対応したペーパーレスによるエコが大儀です。

確かにレントゲンはフィルムレスになりデーターとして記録できるのであの下敷きのようなフィルムと莫大な保管場所がいらなくなりいくらかわかりませんが十分ecoに貢献できている様な気がする。

しかし、電子カルテは?

以前の紙カルテ時代はこの2号用紙というA4サイズの紙に記録していたので初診の方や変化がある患者様は別として、投薬目的とか創処置等の患者様の場合は記載内容も少なくそんなに幅をとらないのでこの1枚裏表で十分診察内容が記録でき、各種指示系もこのカルテを共有化して確認印を押す等で十分確認ができ、考えようによってはかなり合理的なシステムとecoでありました。


ところが電子カルテ運用により消費される紙の量は半端じゃない! レントゲンを撮る度、注射をする度にA5の紙が一枚、採血をするたびにA4の紙が片面印刷で数枚とプリントされ各指示書、確認書、記録として排出される。
その様な結果昨年から当院のだいたいの紙消費量が増大したった一月でA4紙5000枚、A5紙5000枚の計10,000枚に達しております。(下の写真のような大きな箱2箱を消費している。年間で24箱!!!!)
いらない紙がでるが個人情報が書いているので厳重にシュレッターするのみ・・・。
殆どの電子カルテは当院と同じように紙ベースで指示が飛んでいるはず。ということは電子カルテの普及により紙の消費は莫大に!!! 紙が無くて地面に字を書いて勉強している国もあるというのに・・・・  まさに時代の逆行現象が起きている。

せめて、個人情報のない廃紙のリサイクルだけは考えないと・・・ 地球が可愛そう!



↑この箱の中に500枚の紙がの束↓が10個入ってます。



1ヶ月でこの箱↓を2個使います。



1年でこの箱↓を約24個使います。




By 院長

2010年2月5日金曜日

健康成人へのワクチン接種は始まっています



各都道府県により差違がありますが大阪府では1月25日から健康成人へのワクチン接種が解禁されました。


当院でも新たに新型インフルエンザワクチンが約100人分入荷し予約制にて施行しております。
枚方市でも枚方市医師会が主体となり一般向けには2月21日、3月22日に集団接種を行います。(こちらも予約制)当院からも私と当院看護師1名が応援参加します。

インフルエンザの最近の動向については休校数や集団感染の数などは減少傾向が見られるが、流行は続いています。 また第2波の流行も懸念されています。また2月3日特効薬であるタミフル耐性ウィルスも奈良から報告されています。


まだワクチン接種されて無い方は早めの接種をおすすめします。


By 院長



2010年2月2日火曜日

アジアの病院は頑張っている!(目覚めよ、ニッポン)


N病院のY先生からメールをもらった。 
Y先生は、アメリカの医科大学を卒業されアメリカと日本の医師免許を取得、アメリカの厳しい研修システムを経て映画ERさながらの現地の病院の第一線で活躍されていた先生。 出会いは今から約18年前、私が医者になって3年目にアメリカに研修に行った先で現地の若手Dr.に混じって活躍されていて出会った。 いわゆる医者版の野茂、ご自身が苦労して開拓して来られた経験の著書を数冊発行されている。

 

ところが元々京都出身の先生、数年前に帰国されなんと枚方市内のN病院で現在働いておられる。本当に世界は狭いものです?

本日、タイの病院に行かれたとの事で現地の情報をご教授下さった。



この間はタイに行ってチェンマイの一般私立病院に見学に行く機会がありましたが、東南アジアの病院、医療がすすんできているのには、正直びっくりしました。病室が非常に広く、多分日本の一般病院の2倍くらいの広さがあると思いました。二人部屋を見せていただきましたが、各ベッドの横には家族さん用のソファーとテーブルと椅子が置いてあり、ソファーは家族さんが眠れるくらいのものでした。ベランダまで付いており、窓からチェンマイの川や町並みが見え、ホテル仕様でした。食事はタイの食事と洋食から選べ、希望があれば日本食も出前してもらえるらしく、出前のメニューが病室においてありました。テレビはカードをいれることなく、普通に見れましたし、LANの完備している部屋も選べるとの事でした。もちろん各部屋にシャワー設備がありました。廊下にも日本の病院にありがちな、雑多なものとかも置いてなく、非常にきれいでした。義理の姪が2~3日入院していたのですが、エコーや血液検査、点滴等を受けて、政府や会社の保険に入っているので、自分の負担金はないとのことで、それもびっくりしました。僕達は日本の医療がアジアでは一番いいんだ、世界でもトップクラスとか、洗脳を受けていますが、実際はそうでもないのかもとか、考えさされた経験でした。

今日のアジアの進歩はご周知のように目まぐるしいものがある。
私の世代なんぞは物心がついてからアジアでは日本が一番で育って来たし、学生時代までは現にそうであった。 でも気がつけばコンピューター環境や医療、福祉までもが追いつかれもしくは追い越されている勢いである。

私も少しショックで考えさせられた報告でした。 頑張ろう日本!と田中外科!

By 院長







2010年2月1日月曜日

病院での接遇

YouTubeを徘徊していると、病院での接遇取り組みが紹介されていた。


当院でも一昨年以来、接遇に特に力を入れ取り組んでしるが、ここまでは・・・

しかし、見習うべき点は多々あり、こらからもより良い接遇を意識し、患者様に
喜ばれる、より良い医療サービスの提供を心がけたいと思います。

サービス業の種類は様々ですが、お客様をおもてなしするホスピタリティーの
精神はどの業種でも同じだと強く感じました。
スタッフの皆さんも是非参考にして下さいネ!
そして笑顔があふれる、田中外科に変えて行きましょう!

ちなみに、YouTubeではこの平林都さんが手がける病院向け接遇の
続きが見られますので、興味の有る方は探してみて下さい。
また、病院に限らず色々な場面での接遇術が紹介されています。

投稿者:受付G