2007年11月28日水曜日

雑用係

本日はで研修日で午前は介護で使う送迎車を購入手続きに高石市まで電車で行ってきました。堺を超えてこの辺りはは車ではよく行くのですが電車では初めて・・・。当院の職員で堺から通勤している方がいますがこの一時間以上の道のりを3回乗り換えて・・・ご苦労さんです。

購入したのはこのタイプのステップワゴン、このタイプはミニバンの中でも3列目への誘導が2列目シートを操作しなくてもできるので介護送迎現場では適しているそうです。(なるほど・・・)




その後、新しい車に乗って狭山市にある近畿大学付属病院に研修に行ってきました。今回は皮膚科にお邪魔させて頂いて勉強させてもらいました。



by 院長

2007年11月21日水曜日

子供の処置

怪我というのは本当に突然襲ってくるものだと医者をしていてつくづく思う。
当院には毎日のように怪我をされた子供がやってきます。
治療においてはスタッフ共々なるべく痛い事をしないように、子供に病院は怖いという恐怖心を植えつけない様に心がけています。

でも怪我の程度によってはどうしても痛い事をしなければならない時もあるのです。できることなら避けたいですが例えば顔に創がパックリ開いた時など、この一時の我慢をしてもらわないとその子にとっては一時ではなく一生の創になってしまいます。そのためにも綺麗に傷跡が目立たない様に処置をする必要があります。

聞き分けのよい子、強い子は問題ないのですが乳児、幼児、暴れる子は処置するだけでも大仕事となってしまいますし大暴れして目などに針が・・・大変危険です。特に口の中を縫合する時はこちらの指も危険です。
乳児、幼児、暴れる子に登場するのがこの蓑虫(ミノムシ)くん。手足を伸ばしたまま布でミノムシのようにくるくる巻きます。そうすることで手足が抑制できあとは頭部を固定するだけで安全に麻酔の注射や縫合が可能になります。(中には引田天功の様に大脱出をする子がいますが・・・)ほとんど小学校低学年までですが時には大暴れする中学生にも使います?!



写真をみて「ひどい!」と思われる親御様がおられると思いますが「安全」「綺麗に縫合」にご理解下さい。

縫合処置の時、ほとんどの病院がそうですがお母さんは処置室からいったん外に出てもらい処置を行います。これは密室の行為として訴訟に備え何かを隠蔽する為では無く子供の精神心理学的に意味があるようです。

子供にとっては縫合処置をされんとする時、周りの白い服を着た大人は恐怖の何者でも無いようです。その中に唯一自分の身方の母親がいたら必ず子供は母親に助けを求めます。でも処置が始まってその最中も母親には助ける術はありません。そばにいるのに自分を助けてくれない母親、この時点で母と子供の信頼関係に傷がつくらしいのです。そこで泣き続ける子供に「頑張って!」って声をかけようものなら子供はさらに強く泣き出し暴れ無駄な出血をし、より処置をしにくくなります。「処置が終わってお母さん、子供に頑張ったね!って抱きしめてあげて下さい。」これが白い服を着た悪者と自分を守ってくれ頑張った事に自分をほめてくれた母親、といういい物語の完結だそうです。

なるほど・・・、しかし子供と親の関係がそう簡単に一回のもつれで傷が入りつづけるとはとうてい思えません? でも私が一番怖いのは、隣で励まし続けるお母さんが視覚的に入る我が子の修羅場に耐えきれず失神して倒れてしまう事、お母さんを処置室に入れると結構多いのです。

親が思うほど子供は弱くないようです。子供の持つ順応性、相手が攻撃性でないと本能で察知してもらえればこちらのもの、ほとんどの子の場合、処置をしながら楽しく話をさせてもらってます。アンパンマンのこと、プリキュアのこと、DSのこと、頭の中がそちらに向くとほとんどの子供は処置中でも夢中で話してくれます。(食べ物ならカレー、マクドナルド。季節物ならサンタクロースは絶大です・・・)

中には聞いてはならない家庭の話もどんどんしてくれる(女の子に多い)おしゃべりさんもいます。 (^_^;
もちろん我々医療従事者は個人情報守秘義務に努めます (^_^)

by 院長

2007年11月6日火曜日

ホームページ カウント10万 達成!!

最近当院のホームページの訪問者のカウントがいよいよ10万に近くなってきたので注意してみてきた。
日曜日に気になって頻回に除いてみた(それだけでもカウントは加算されるが ^_^; ) 本当にちょうど10万カウントに遭遇し「カシャ」



当院のHPは、
1.開設は1998年、私が知る限りでは枚方で2番か3番目の開設です。(←自慢か?)
2.今では当たり前のドメイン(ドット.コムってやつ)を取得したのも走りです。(←それがどなんしたん?)
3.開設から現在まで全て手作りです、不手際はありますがお許し下さいね、


これからも心のこもったHP作りを頑張りますのでよろしくお願いします。

by 院長

2007年11月4日日曜日

一寸先は闇

一寸先は闇:(意味)行く道の一寸先には何が転がっているか分からない。将来のことは予測できないとの皆さんご周知のことわざです。

連休初日の土曜日、私と2F施設長の三苫さんは、お互い所属する社会人アイスホッケーチームの公式戦がありました。三苫さんは元々国体までいった選手、私は大学からのお互い20年以上ホッケーに携わり今はミドル40代の体にムチを打ち頑張っています。


↑これは、試合前の日頃のうっぷんをはらす為の戦闘準備前のにこやかなショット!





ところが・・・・・・・・・・・・






試合が始まって5分、相手のステックが三苫さんの下顎部にヒット!流血・・・、ホッケーって切った、折った、歯が折れたは当たり前?少しぐらいの傷では監督は許してくれません。(医者の私が言うのも何ですが・・・)

ほんでもってこのように防具を固定するただのビニールテープを顔面に貼られ最後まで試合に出場しました。(結果は2−3で負け)








がっくりして、試合終了後田中外科へ直行!ビニールテープを外すとパックリと深く傷が開いてました。

気分の悪くなる方は熟視しないで下さい。m(__)m








十分消毒して、傷を目立たなくする縫い方で15針かけて治療は終了。(お大事に!)

彼にとって本日このような事が起こるなんて全く予期してなかったはず。。。
一寸先は闇(一瞬先とも最近言うようですが?)とは本当に言ったものです。

皆さんも気をつけてね (^_-)




by 院長

2007年11月1日木曜日

縁の下の力持ち

毎月月末の診療が終わった後、他の部署が帰った後の当院受付・事務所です。


いわゆるレセプトの風景です。その月に来院された患者様の保健証番号、名前、生年月日の一字一句間違ってないかと病名漏れ等ないかのチェク、集計を遅くまでしています。

当院の顔であり、苦情があれば一番に厳しいお言葉をもらう部署でもあります。当院の運営を陰で支えてくれる本当の縁の下の力持ちで何時も感謝しています。
ありがとさん!_(._.)_

by 院長