2011年1月15日土曜日

CT室撤去-リハビリ室拡張を目指し・・・

本年早々からよりいっそうのリハビリテーションの向上を目指しCTの撤去とリハビリ室の拡張工事が開始になりました。

本来当院は理事長が脳神経外科専門医であったため脳神経外科を専門に昭和49年の開院当初は入院施設、手術室もあり頭蓋内血腫除去術等の脳神経外科手術にも対応して現在の第一線の病院さながらの医療を提供してきました。 今では当たり前になったCTがこの世に現れてからは、市民病院よりも早くおそらく枚方で唯一のCTを持った医療機関だったそうです。


時代は流れとともに入院は無くなり手術室や病室の代わりにデイケアとリハビリテーションルームに様変わりし、約13年前に整形外科専門医の私が働きだしてからは徐々に整形色が強くなり特にこの5年くらいはリハビリテーションに力を入れてきた結果リハビリテーションのニーズが高まりリハビリ室がどうしても手狭になって来ました。

CTの性能も日進月歩で高性能となり現在CTの標準は撮影時間も数秒で従来の輪切りスライスの画像だけでなく3D画像や血流動態までが検査できるようになりました。
当院のCTももちろん脳疾患の異常を診断するには十分なのですがその件数も減り月に数回・・・。 現在のリハビリニーズに応えるべく今回の拡張工事に至った次第です。


CT検査室、CT操作室の区切りを撤去し現在のリハビリ室よりも一回り大きなリハビリ室ができあがる予定です。

By 院長