こんにちは受付Fです。
11日(日)田中外科2F にて
日本赤十字社の林さんと宮内さんによる
救急救命の講習会に参加してきました。
まずは最初に、
救急救命での「人道」とは何か?
・・・誰もが持っている「苦しんでいる人を助けたいという優しい想い」
その優しい思いを行動に移す自信と勇気がもてるようになる。
そんな救急救命の知識と技術の勉強会です。 (*^_^*)手当の基本は・・・
まずは周囲の状況の観察
(傷病者の全身の観察、二次事故の危険性がないかどうかの観察)
そして判断し
(意識を確認、呼吸を見る、119番通報、AEDの手配)
手当に移ります
(胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸、AED使用、等)
心肺蘇生法について・・・
●耳元で声を掛け、肩を軽くたたき意識の有無の確認をします。
●反応がなかったり鈍い場合は、協力者に119番通報とAEDの手配を依頼します
●心停止の判断をする為に呼吸を見ます。(10秒以内で判断する)
●心臓が停止している場合に胸骨圧迫を行います。
●気道を確保し、人工呼吸を行います
●呼吸が回復するまで、人工呼吸と胸骨圧迫を繰り返します。
●AEDを使用しますAEDについて・・・
早期の除細動(心臓の痙攣を抑える手当)が救命のカギとなります。
使用方法は、電源を入れ、音声メッセージに従って操作し、必要な場合のみ
電気ショックによる除細動を指示する機器です。
、と聞くまでは、私は心停止した心臓にショックを与えて働きを促す機器と
思ってました。 違うんですねぇ (@_@)
・・・というような学科を受けた後、実技に入ります。間5分休憩挟みます φ(..)メモメモ
まずは二人組になり、お互いを傷病者に見立て、傷病者役の人がマットに寝転びます。
救助者が周囲の状況を確認(、二次事故の危険性がないか上下左右、傷病者の全身のチェック)した後、傷病者に対し
3段階(小さい声、普通の声、大きい声)の呼びかけを行い、意識の有無を確認します。
傷病者が心停止をしているかを判断する為に、胸部と腹部の動きを観察し呼吸を見ます。
普段通りの呼吸がない時は心停止と判断します。判断するのに10秒以上はかけないよ
うにします。
人形を使い、胸骨圧迫をする為に傷病者を上向きで寝かせ、胸の真ん中に片方の手の
手掌基部を置きその上にもう一方の手を重ね、両肘を伸ばし、脊柱に向かって垂直に
体重をかけて、胸骨を少なくとも5cm押し下げます。毎分100回のテンポで30回続けて
押し下げて、戻して、を繰り返します。
気道を確保し、傷病者の鼻をつまみ、口を覆い、吹き込みを行います。
この人工呼吸を行ったとたんに呼吸の回復を示す変化がない限りは、ただちに次の胸骨圧迫に移ります。
AEDを使用しての練習にも力が入ります。
人工呼吸と胸骨圧迫を繰り返している間にAEDの電源を押し、服を脱がせ
パッドをつける準備に入ります。AEDのアナウンスの下、その通りに行動に移し・・・
人工呼吸、胸骨圧迫を繰り返し・・・
ものすごく体力を使い
終わると汗びっしょりでした。(・。・;
救急手当ての基本は、あわてず、冷静に、落ち着いて、自分の出来る事をする。
少しでも人さまのお役に立てられたらいいな
そんな風に思える講習会でした。
林さん、宮内さん、ありがとうございました。(^O^)/