今までクリニックの業務に追われてこのような学会から離れていたため昨年整形外科専門医継続のための単位取得に苦労した反省も含め今回からは心改め時間が許す限り学会に参加し色々な知見をアップデートする所存です？！
手の外科とは文字通り上肢の特に手にまつわる、指の腱や関節の治療、先天異常の治療、リウマチなどの炎症性疾患の治療等を扱う分野です。
性格的に「細かい」「ねちっこい」「根気のある？」私にとってはこの分野は結構あっていて勤務医時代は数本の細い指の血管をうん数時間かけて縫合する再接着の手術などは結構大好きで、突然夜中に呼び出される緊急手術なんぞは率先して寝ずとも苦にせず参加したものです。
今回の出席の理由はもう一つ、アメリカに留学した時のボスP先生がこの学会の特別講師として招待され来日し、大学病院時代の手の外科の恩師M川先生の呼びかけもあり歓迎部隊となった次第です。
アメリカのP先生の来日に渡っては学会前の日曜日にボス夫妻を京都に招き昔の手の外科グループ（今はほぼ全員開業医）で歓迎会も催しました。
久々に会ったP先生、かなり太った？再会に歓迎して下さりました。
話は学会に戻って限られた時間の中、２日間に渡って比較的真面目に勉強してきました。
当院水曜日に外来に来てもらっている樋口先生も発表に来ておられたり、昔一緒にチームで働いていた作業療法士の先生ともばったり再会したりで楽しい時間もすごさせてもらいました。
おかげさまで専門医のポイントも６点稼ぐことができ幸先のよいスタートです。
最後まで居たかったのですが開業医の悲しさ・・・シンデレラの如く６時からの夜診に間に合うよう、駆け足で午後１時の講義を最後に帰阪の途へ、気がつくと今までの事は夢物語？何時もの様に地域医療中心の我がクリニックで何の違和感もなく夜診をしていました。
By 院長
