簡単に言えばケアマネージャーと医師の意見交換会で第3地区のほとんどの事業所からケアマネージャさん、枚方市からも高齢社会室の方が来られていた。
それに対して医者側の参加は10名程、勿論開業医にとって昼に診察があれば代わりがいないので厳しいのも事実、お許し下さい。
医者側から一言しゃべれる機会を頂いたので私が真剣に介護に取り組んでいるかを少しでも伝われば・・・と少々長々としゃべってしまいました。(m_m)
ケアマネージャーの皆様は大変熱心に取り組んでおられ本当に恐縮でした。枚方ではこんなブログもあることを知りました。
そういえばこの一週間だけでも介護保険にまつわる考えさせられる事が2件ありました。
1件目は、一人暮らしの高齢者の当院かかりつけの患者様が夜の8時頃に急に腰痛がひどくなり担当のケアマネージャーさんを頼って連絡されたらしくケアマネージャーさんが連れてきてくれました。もしこの患者様に同居家族がおられたら全く問題無いのですが、一人暮らし故に頼るところがケアマネさん・・・おそらく普段も優しく親身に相談でき頼りになるのでしょう。でもケアマネさんも仕事といえ突然の出来事、ご飯時だったし女性の方だからお子さんもおられるはず・・・今後、このような高齢者の独居が増えるのは必須だしそれに対し国はケアマネの待遇を軽視しすぎ・・・。
2件目はある患者様、何でも介護認定を受けたいと過去に一回何かで当院を受診した実績はあるが主治医?でもない私の所に突然来られて意見書を書いてくれとの事。(こういうパターンはたまにあるがその場合は一度現状を診察させてもらい日常生活動作レベルや必要ならそれを評価するテストをしたりしてから総合的に書かせてもらっている。)
ところがこの患者様、介護保険が全く理解されておらず診察途中から「私は介護保険で車いすを買ってもらえばいいだけやからケアマネなんていらん・・・」という意味不明の応答、あげくの果てには「先生、今の介護保険の制度はおかしい。なんで私がケアマネの資格をとって私が自分のケアプランを書いたらだめなん?先生は国の方に文句を言ったか?」と支離滅裂に「いいえ」と私が返答した途端、「こんないい加減な先生とは話もできん、アホ!死んでまえ!」私「・・・」でドアを蹴って診察室から出て行かれた?!(勿論待合室で待ってられる患者様の目は点、なんか医療事故でもあって文句いってるのか?って顔?---つらい!)
そうしたら翌日もその患者様が来られた。なぜか翌日は上機嫌で結局私が意見書を書く事になった?というかなったみたい?話によるとこの患者様はよっぽど腹が立ったのか昨日当院を怒って帰られてから(午前)〜夜の8時まで市役所に言って文句を言っていたとのこと途中お腹が空いたので5時から少しぬけてまた再訪したそうだ。今日は市役所の方の悪口を私に言っておられる。
いやあ、ケアマネージャーさん、高齢社会室の職員さんも本当に感謝します。私にできることは協力するので頑張って下さい。
By 院長