2011年7月12日火曜日

OSN48 脱メタボ

7月11日は当院のミトマ氏の48回目の誕生日、当院には48歳になるおっさんが私、内科の前田医師、ミトマと3人いる。 TSC48と名乗ろうと思いきやTSC48は先のブログで既に結成されているようだ、仕方なくOSN48(オッサン48)とでも名乗ろうかな?



最近TVのCMで「女は7の倍数男は 8の倍数」って流れている。 何でも体の変化が起こりやすい節目だそうだ。


養命酒のHPより

48歳=8の倍数!もう立派な中年であると同時に体のあちらこちらに異変が出だす年齢に達しているようだ。 私も最近腰痛に悩まされレントゲンを撮ったらそれなりに傷んでいし、老眼も出現し本が読みにくい・・・ 右膝も痛くて時として正座ができない・・・

さてこのミトマ氏、昔から知っていたが当院に来るまでは、タバコはスパスパ吸う、酒はガブガブ飲む、脂っこいものもムシャムシャ食う、その他○○する・・・様な生活をおそらく社会人になってからほぼ30数年してこられた。 当院に来た5年ほど前は彼は暑いと汗の代わりに顔から油を湧き出していた。 採血をしてこれまたびっくりしたのが医者である私も理事長も見たこともない様なとんでもないデータで肝機能×、尿酸×、コレステロール×、血糖↑、中性脂肪なんぞ4桁のありさまであった。 

これには私もびっくりし、医療に携わる者としてほっとけず、自己管理についてきつくメタボを放っておくととんでもない事が起こる可能性を冷たく指導した。

その後、私の指導が良かったのか? 改心したのか? 色々と勉強はしたようだ。 彼は食生活の改善、運動の導入と素晴らしい行動変容を成し遂げ現在では、採血データーと私生活は、ほぼ「はなまる」状態である。


一般のメタボ患者の場合、薬を服用したことで安心されなかなかここまで自己管理をしてもらえる方は少ない。 メタボこそ、苦痛な症状もなく軽視されやすいが病識と自己管理の啓蒙が大切なようだと私はつくづく思います。

私の外来では患者様に病識を持ってもらい、まず薬なしで自己管理に興味をもってもらうように時に厳しく患者様に接している。


メタボあるいは予備軍の方に・・・ 世の中には魔法なんぞは無いので脱メタボにはご本人の涙苦しい努力も必要であります。 血圧、コレステロール、痛風の薬と少しでも縁遠くなるように頑張って行きましょう!


3人のオッサン、OSN48も毎週金曜日の夜を中心にとあるジムで走り、自転車をこぎ、筋トレしたまにアイスホッケーを興じて頑張ってます!


By 院長